鈴茂器工さまは米飯加工機械、包装資材などの製造、販売などを手掛けられており、寿司ロボットのシェアは世界No.1を誇ります。
小林部長は首都圏の営業責任者として小売店や飲食店に向けて、顧客満足度向上のために日々、様々な提案を行われています。
鈴茂器工では毎年スズモフェアという自社開催の展示会を全国の拠点のある地域で行っています。最新機種の紹介やお客様のニーズに合わせた人手不足解消や品質改善のご提案をさせていただいています。お客様の問題解決力には自信があるのですが、「米飯メニューにはこれからどんなコトが求められるの?」といった生活者目線の情報については少し苦手とするところでした。
そんな時、部下から「面白いセミナーを聞いた。スズモフェアでも開催したら来場者に喜んでもらえると思う」という報告を受けました。それはある企業の業者会で食未来研究室が発表していたセミナーのことで、データに基づいた市場分析や、これから求められるであろう商品など具体的に提案しており、私どものお客様にも喜んで聞いていただける内容だと感じました。
図1.おにぎりの都市別支出金額
図2.広島県の外食市場規模推移
2019年のスズモフェアは東京、広島、大阪、名古屋、仙台と全国5か所で行いましたが、それぞれの開催場所にはそれぞれの地域の小売店、飲食店、メーカーがあり、その地域のニーズを知りたがっていらっしゃいます。普段メディアで目にする消費データは全国での動向が多く、地域別の細かいデータがあったことがお客様の満足度向上につながったと思います。
毎年スズモフェアにはメディアの方も招待しておりますが、食未来セミナーを聴講された新聞社が米飯メニューの分析が面白いとの事で、スズモフェアでの食未来研究室のセミナーを全6回の記事にまとめてくれました。
スズモフェアが米飯業界に対し様々な情報発信をしている事が広く認知されることにつながったのではないかなと感じています。
食未来研究室ではデータ分析によるコンサルティングを行っております。
量販店や外食店、それぞれの企業の販売データと今の市場動向を比較して、強みと弱みの現状を把握することができます。販売データ×市場データの分析で更なる発展に向けた戦略立案のお手伝いを提案します。
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