• 日本食研グループのシンクタンクとして「食」を分析し、食ビジネス活性化のための情報発信を行います

食品メーカー事例:丸大食品株式会社 さま

コロナ禍でのコンビニの狙い目は?
新規納品で売上アップ!

クライアント紹介:丸大食品株式会社CVS食材課の皆様

丸大食品さまのコンビニ専任の部署として、主に弁当やカウンターFFなどの惣菜品に使われる食材の企画、提案を行われています。

Q.食未来研究室のサービス導入のきっかけは?

A.「現状は?」と「これからは?」の2つを示してくれた

コンビニ様に対し、年に2回春夏向け、秋冬向けの大きいプレゼンがありますが、提案背景など根拠を求められることが多く、資料を作っていくうえで、商品紹介の前の導入部分の作成が課題となっていました。特にコロナ禍によりこれまでの流れが大きく変わり、「現状はどうなっている?」、「これからどうなっていく?」という事を示す必要があり、食未来研究室の提供するサービスが私たちのニーズにマッチしました。

Q.コンビニ様に新商品が決まった経緯を教えてください

A-1.コロナ禍による食市場全体を把握できた

図1.各業態別の月別前年比

図2.各都市別の人出の状況

コンビニ業界全体が調子が悪い、という事は把握できていましたが、ではその売上がどこに流れているのか?食品市場全体がどうなっているのか?という現状を俯瞰して見るデータが導入部分として役に立ちました。
図1にあるように、コロナ禍による外出自粛でスーパーやドラッグストアの食品利用が増加し、コンビニの既存店は減少が続く。図2のスマホの位置情報から人出を見ると、各都市で3割減となっており、外出したついでにコンビニで買い物を…という需要が大きく減っていることが分かりました。

A-2.セグメントから見るターゲティングとメニュー提案

人出が減って、コンビニ業界の売上が悪くなった。ここまでは肌感覚でイメージすることもできますが、それではこのような状況下において、担当しているコンビニ様の売上を上げるためには、誰のどの食シーンをターゲットにすれば良いのか?どんなメニューを商品開発をしていくべき?求められている売価帯は?についてを詰めていかなければなりません。
食未来研究室が様々なデータを分析して出してくれた答えは「夕食向けの中華弁当」でした。これらをコンビニ様にプレゼンし、提案背景や商品にご納得いただき、丸大食品からは点心食材を新しく納品することができました。

食未来マーケティングパッケージのここが良かった!

  • POSデーター、富士経済などの一定の情報以外以外入手ルートがなかった。自分たちが気になっている部分が【数値化】して出てくるのでモノづくりのきっかけと勉強になっています。
  • 食材軸での数値分析をする切り口がなく、提案根拠が乏しかったのが解消されて、自信をもって提案できるようになった。
  • そもそもの提案方法、根拠づくりの方法など改めて勉強する環境を作ってくれた。

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食未来研究室ではデータ分析によるコンサルティングを行っております。
量販店や外食店、それぞれの企業の販売データと今の市場動向を比較して、強みと弱みの現状を把握することができます。販売データ×市場データの分析で更なる発展に向けた戦略立案のお手伝いを提案します。
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